出版社の営業担当が知っている編集者の慰め方
出版社の営業担当が知っている編集者の慰め方。
「ロングで売れるよう頑張りましょう」
(発売当初、思ったより売れなかった)
「この本を必要としてる読者がどこかにいるはずです」
(書店の立地別配本パターンをミスった)
「○○店の××さんが面白いっていってましたよ」
(そんなことより注文がほしい)
「こだわりのデザインですね」
(こんなところに金をかけて)
「△△出版社だって売れてるのは3タイトルくらいらしいですよ」
(3つもあるじゃないか)
「ドーンといきましょう」
(実際にはトゥンくらい)
「ガーンといきましょう」
(実際にはカッンくらい)
「○○さんのつくる本のファンです」
(ありがとう)
もしワタヤノボルが編集者だったら
もしワタヤノボルが編集者だったら、
きっと合コンばかりしているにちがいない。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
きっと東大出身だ。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
黒髪ロングじゃなきゃ嫌だとかいいそう。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
好みがうるさすぎて彼女がいない。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
本気で仕事してんのか疑問だ。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
義理の弟に横柄な態度で原稿を頼みそう。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
きっと自分が大好きだ。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
ガガーリンについて書かれた本を読んだことあるだろう。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
彼のいう「マニアック」はいうほどマニアックではない。
もしワタヤノボルが編集者だったら、
彼が編集したものを読んでみたい。